私の治療院では、手技療法を施術する以外に、
希望される方には“運動の指導”もしています。
運動といっても多くの方が想像するようなものとは違い、
主に
「力の抜き方を身につけること」と「日常動作の改善」が目的になります。
まず
1.力を抜いてリラックスすることから始めて、
2.良い立ち方・座り方を学んでもらって、
3.正しい歩き方や、関節に無理がかからない正しい動かし方をしてもらうことで、
動作の悪い癖を修正してもらいます。
前回「構造と機能は互いに関係し合う」ということを書きました。
ここでもこの原則が生きています。
原因の軽い痛みなどは、
手技を施さなくても、
動作の修正がうまくいけば、その場で痛みがなくなることもあります。
私自身、
肘を痛めた時に中々良くならなかったのを、運動することで改善しました。
ちょっと荒療治でしたけど…。
時々患者さんから
「自分が調子悪くなったらどうしてるの?」と聞かれますが、
触ることができる所は自分で施術してますが、あとは運動をしてなんとかしているのですね。
コメント