1)身体は1つのユニットであり、肉体・精神・霊性を含む。
これは、
オステオパシーの4大原則の1番最初に挙げられている原則です。
“1つのユニットである”とは、
「体全体は繋がり合っていて一つなんですよ」ということで、
機械的な肉体だけを考えても、
筋膜などの結合組織による連続性、
つまり、
結合組織が全身の全ての構造を繋げている為に
力学的に一つの繋がりになっていますし、
神経系や内分泌系・免疫系などは全身に及んでいます。
そして、各器官や器官系はそれぞれ役割分担されていますが、
これらは個々で働くのではなくて、連携して働いています。
やはり、
いずれかに不具合が出てしまうと充分な働きができません。
ひどくなると、病気になってしまいますね。
➡ つまり、構造的(解剖的)にも 機能的(生理学的)にも一つに繋がっているのですね。
また、人という一つの生命体は、
肉体・精神・霊性を併せ持っており、
それらも関係し合っていると考えています。
感情的または精神的な問題が肉体に不調をきたすことは、よく知られていますね。
また、
これはある人達には認めてもらえないことかもしれませんが、
我々の身体はエネルギーの流れや広がりを持っています。
そうしたエネルギーがブロックされたり押し込まれたりすると、
肉体的・精神的にも不調や痛み、病気となって現れます。
オステオパシーでは、
肉体的な機能障害を正常にするのと同時に、
こうしたエネルギーのブロックを解放する手助けをします。
“身体は全体で一つ”という考え方、なんとなくでもご理解いただけたでしょうか?
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