オステオパシー

コロナウィルスの感染が広がりつつありますが、スペイン風邪とオステオパシー

今、コロナウィルスの感染が広がりつつありますが、
第一次世界大戦中に
“スペイン風邪”と呼ばれるインフルエンザが大流行し、
多くの人が亡くなりました。

アメリカ国内でもこの病気に罹患した人は沢山いましたが、
多くの現代医学の医師は軍医として従軍していて町にいなかったらしく、
行く所に困った患者さん達は
銃後に残されたオステオパシードクターの元へと行ってみて
初めてその治療を受け、
その絶大な効果を実感したと言われています。

また、このことがアメリカ国内でオステオパシーが知られていくキッカケになったとも言われています。

1918年当時、まだ抗生物質など発見されていない頃の話ですが、
アメリカでの約10万人の感染者を対象とした研究で、

●オステオパシーを受けた感染者の
肺炎発症率 10%
死亡率   0.25% に対し

●薬物療法を受けた感染者の
肺炎発症率 30%~60%
死亡率   5% 

というデータが残っています。

現代の医学界で通用するものかどうかは別として、
これを見る限り、オステオパシーの手技は有効であると言えますね。

また、
「薬剤とオステオパシー手技を組み合わせて体の恒常性をサポートすると、
入院期間を10%短縮する効果がある」ことも証明されているそうです。

そんな話をすると
「骨を整えるとインフルエンザが治るの?」
なんて聞かれてしまったりしますが、

施す手技としては
呼吸運動が楽にできるように背骨や肋骨の周りを緩めて
自律神経系の交感神経を鎮めて副交感神経を優位にして、
血液・リンパ液の循環を良くして
といったことをします。

とはいえ、
現状としてはウチの治療院に来られる人で
「インフルエンザ(または風邪・肺炎)に罹ったから 診て欲しい。」という人は中々いないですよね。
「インフルエンザに罹ったから予約をキャンセルしたい。」と言ってくる人はいても…。

でも、もしいたとしたら
ご自宅に出張して施術、
ご本人やご家族に
生命力をアップするようなことや
リンパの排液を促すご家庭でもできそうな簡単な手技をお教えして
ご自身や家族同士で毎日施してもらう
ということになるでしょうか。

実際には
今のところアドバイスする程度でそこまでしたことはないですが、
試してみたいという方いましたら、ご相談してみて下さい。

私自身も感染しないように免疫力を強くするよう、
低下させないように気をつけねばなりませんね!

患者さん達にお教えしてる運動も
気分を落ち着かせてくれたり
肋骨をよく動かしてくれますので有効ですね。
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