院長より

オステオパシー問診~過去のことや一見出ている症状と関係無さそうなことについても聞いていきます。

問診で今ある症状について聞いたら、
次は過去のことや一見出ている症状と関係無さそうなことについても聞いていきます。

過去にどんな病気に罹ったことがあるのか?
過去にどんな怪我をしたことがあるのか?
普段のお仕事中はどんなことをしているか?
どんな趣味やスポーツなどをしているのか?
それをしている時、
自宅などでくつろいでいる時などは
どのような姿勢や動きをよくするのか?

など最近のことだけでなく、
今までの人生においてどんなことがあったかということも、
“どうして今の状態になったのか?”
ということを知る上で大事なことなので聞いていきます。

更に可能であれば、
ご自身が生まれた時の状況(難産だったとか、吸引されたなど)や、
お母さんのお腹の中にいた時の周りの状況(ご両親がケンカしていたり、予期せぬ妊娠で困っていたなど)など、
本人が知り得ぬことかと思いますが、
ご両親などから、こういったことを聞いたことがあるようでしたら、
そうしたことなどもお訊きしています。

また、女性であれば
出産したことはあるか?
産前産後で身体の変化はあるか?
などもお尋ねします。

できれば最初から多くの有益な情報をいただけたらありがたいのですが、
実際には、
過去のことやプライベートな時間の過ごし方などについてお尋ねしても
最初の一回目では良い情報が聞かせてもらえないことも多く、
施術中や何回か後になって「こんなことがあった」と言われることがよくあります。

それは、
患者さん自身も忘れていたことであったり、
遠い過去のことや普段何気なくしていることが、
今出ている症状と無関係だと思っていたりするからでしょう。

でも、
私の方から色々な説明を聞いているうちに「こんなことも何かしら関係しているのでは?」とご理解して下さるようです。

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